主なSQL規格の内容

規格の通称 概要
SQL89 商用のリレーショナル・データベース製品に実装されている共通のSQLを標準化した。きほんてきなDML(データ操作言語)、DDL(データ定義言語)のほか、外部キーのリレーションシップなどのサポートを含む。仕様書は120ページほど
SQL92(SQL2) SQL89であいまいだった部分を明確に定義し直した。エントリー・レベル、中間レベル、完全レベルの三つのレベルがある。データ型の拡張、定義域、カーソル処理、埋め込みSQL、動的SQLなどのサポートを追加した。仕様書は600ページ余り
SQL99(SQL3) オブジェクト指向のサポートのほか、プログラミング機能を拡張した。仕様書は2000ページ以上

※「SQL2」「SQL3」という呼称は標準化の際に使われたコード名で、厳密にはSQL92とSQL2、SQL99とSQL3は同一のものではない。